結果発表

2008年10月1日(水)より2009年1月15日(木)までの約3ヶ月半の間募集しました当コンペは、「トラベルエモーション 旅程に組み込みたい空港の飲食空間」というテーマのもと、445点のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。この中から厳正なる審査のもと以下のように8点の受賞作品が決定しましたのでご紹介いたします。

※作品画像をクリックすると、作品ボード全体をごらんいただけます

大賞

辻本真理子 様 (学生/京都精華大学)

旅をする人それぞれ状況が違ったり、目的も違うので、同じ人でも1人で食べたい時もあれば、大勢で食べたい時もあると思います。
そんなどのような状況、気分にも対応できる新しい飲食空間を提案します。

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優秀賞

毛塚順次 (会社員/大成建設(株) 一級建築士事務所 Ⅲ群 高村チーム)

Eats slowly near the boarding gate. (搭乗口の近くでゆっくり食べよう)

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優秀賞

島田祐輔 (デザイナー/apgm*)

『国際空港内における、郷土料理による日本の食文化の発見、再認識』
国際空港は世界各国から訪れた旅行者やビジネスマンにとって、その国との初めての接点だろう。
しかし、旅程は時間に限りがあり、行く土地も限られ、いろいろな土地のモノを食べることは困難である。

『JAPAN LOCAL FOOD COMPLEX』は日本の都道府県を10の地方に分割し、それらの形をデフォルメして配置されたブースでその土地の郷土料理を提供する。人々は屋台、小路の様な各ブースを自由に行き来し、ブラブラと散歩をするように歩きながら様々な料理をちょっとずつ、いろいろな種類を堪能することが出来る。

外国人にとっては試食感覚で日本の郷土料理を楽しめ、日本人も、なかなか接する機会がない郷土料理によって日本の食文化を再認識することが出来る。

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入賞

ミンクス典子 (建築家/MINKUS ARCHITECTS)

空港は様々な感情の集まる場所です。旅立ちへの期待、去っていく人との別れ、到着する人を待ち焦がれる想いなどが交錯します。ところが世界中の空港はどこでも似たり寄ったりの空間で、私たちはただ時間を埋め合わせています。人々の多様な感情とは関係なく、ガラス、鉄といった無機質な建築材料が延々と広がっています。

そこで私たちは、空港という特別な場所の中でもシンボルとなるような、行き交う人々が旅の間に過ごす《公園》を考えました。この《公園》は、従来の2人・4人テーブルといった食事場所ではなく、木々で支えられた大きなテーブルを配置します。空港という非日常の境遇を共有する、様々な想いを持つ人々が一緒に集まる場所となります。

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入賞

田中陽子 (フリーランスデザイナー)

国際空港にはそれぞれに目的を持った多くの人びとが毎日行き交っています。そんな旅人たちが使い終えた旅本も、無数に存在しているのではないでしょうか。
旅本は目的地やその目的によって様々ではありますが、毎年、毎シーズン、次々に新しい情報をのせて発行されています。それは1~2年も経てば古い情報となり、旅本としての役目は終わってしまいます。そうなる前に新たに旅立つ見知らぬ旅人に利用してもらえるなら、それは素敵な事ではないかと考えました。

ここはそんな旅人同士が持ち寄った情報を、自由に交換しあえる拠点です。ここへ来ればカフェでほっと一息つきながら、本を片手に旅の思いに耽る事もできるでしょう。使い古された旅本には前の持ち主の個性がプラスされ、他にはない情報が得られるかもしれません。インターネットでは得られない旅の空気を感じながら、人から人へ、日本から世界へ、繋がりの輪を広げてみてはいかがでしょうか。

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杉本貴志 賞

南野望 (大学生/神戸芸術工科大学3回生)

雲は空の中にただただ浮かんでいるように見える。
空港はその空に行くことができる場所。
だから空港の中に、机やイスが天井から吊るすようにして
浮かんでいるようになっている空間を提案する。
その空間は壁によって囲まれることなく、空の雲のように空港に存在する。

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相原修 賞

北川卓 (建築家/フレームデザイン(株))

「a・ka・ri」は遠景から日本を、近景で世界を表現するオブジェのような建物です。それは海外からの来訪客に対して第一印象としての日本を感じさせる形状で、リビングの家具のように点在させることができます。また、「a・ka・ri」は限定された区画の中で、点在することにより、国際空港にふさわしい、豊かなフードコートを作り出すこともできます。

一方で日本全国の空港内のどこにも置くことのできる汎用性があり日本全国に展開することが可能です。この「a・ka・ri」が日本の空港飲食カンパニー「ロイヤル」を全世界にアピールする道具となることを目標とし、日本のシンボルとなると同時に「ロイヤル」のシンボルとなり「ロイヤル」の世界へ向けてのブランド発進力を高めることができるのです。

人・モノ・文化・記憶などが集まるにも関わらず、均一的で特徴の薄い日本の国際空港に「a・ka・ri」は新たな食を媒体とした日本文化の彩りを加えます。

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君島佐和子 賞

猪瀬恭志 (インテリアデザイナー/(株)丹青社C2IDS)

日本には、どこの家庭にも、その家庭ならではのお味噌汁の味があります。お味噌汁の匂いをかぐだけで、なにか懐かしい気持ちに誘われる人も多いはずです。
ここは、日本の国際空港内の一角にある「MISO-KITCEN」。これから日本を離れるという人には、「自分の好きな味噌汁を飲んで、日本の味を胸にしまっていこう」と思って頂ける場所。
帰ってきた人には、「やっと日本に着いたんだな。」と安堵感と心の落ち着きを取り戻してもらう場所。

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